本記事では「アース・リバイバル」を実際にプレイした感想やレビューをまとめています。
まず、プレイしている現在の率直な感想です。
最初はめちゃくちゃ面白い!と感じていた「アース・リバイバル」ですが、現在は既にマンネリ化気味でやや飽きかけている状態というのが正直なところです。
アスリバはサバイバル要素とFPSのようなシューティング要素を併せ持ったゲーム性になっていて、料理をしたり釣りをしたり建築したりと生活コンテンツも充実している作品です。
他のプレイヤーたちと協力してダンジョン攻略やボスを倒したり、気の合う仲間同士で一緒に同じ島に住んでワイワイおしゃべりしたり一緒に建築したりなんて楽しみ方も出来ます。
こんなの絶対に面白くない訳がないって思いますよね!?
そう、めちゃくちゃ面白いんです・・・いや、面白かったんです最初は。
でもプレイしていく内に徐々に気付きます。違う、求めていたものはこれじゃないと。
私は強化ゲーがしたかったわけではない、サバイバルゲームがしたかったのだと。
遊べば遊ぶほど本質というか悪い部分が多く見えてくる作品、それがこのアスリバです。
特にサバイバルや生活要素などのゲーム性に期待してプレイされる方は要注意。
一見、しっかり作られているように見えて粗は多く、飽きも早いです。
ああ。。。ゲームを始めた頃のワクワク感を返して欲しい泣
やや否定的な前置きになりましたが、最低限の面白さは間違いなくありますし、良いところもそれなりにあります。
以下、個人的に感じた「アスリバ」の良いところ。
1.グラフィックがめちゃ綺麗
キャラクターやフィールドなどのグラフィックがとても綺麗です。
特にキャラクターに関してはキャラメイク機能もとても充実していて、細かくパラメータを調整できます。(ただし、髪型の種類は少ない)
かわいい女の子を作るのも思いのままです。
ゴ〇ラ顔の女性が当たり前のサバイバルゲームしかプレイ経験のない私にとってはかなり魅力的なポイントでした。
もちろん男キャラもまともに作れます。
2.初心者(後発)でも遊びやすい戦闘バランス・システム
レベルがとても上げやすいです。
また、レベル上限の制限もかけてあるため、後から始めても追いつきやすい仕様となっています。
装備に関しても対人と一部のコンテンツ以外のダンジョンなどをクリアする程度であれば、それほど時間もかからずに用意できるかと。
そもそもダンジョンの難易度自体がこちらのレベルに合わせて強くなっていく感じなので、自分のレベルに合った装備を用意しておけば、ほとんど問題なく攻略できることが多いです。
対人に関しては課金の影響が大きく、無課金だとやはり厳しいです。
ある程度のPSは必要ですが、どちらかというとどれくらい強化できたかの方が重要な気がします。
一応、ほぼ同条件?で戦える対戦モードが最近になって実装されたので、そちらなら無課金でも楽しめそうです。(私は未プレイ)
3.豊富すぎるやり込み要素やゲームモード
料理や建築など生活系コンテンツは先述した通りですが、それ以外のサブコンテンツもとても充実しています。
ソロ専用のダンジョンを攻略したり、レースや的当てといった様々なルールのミニゲーム、隠された宝箱を探索したり。
とにかくありすぎだろってくらいに色々やれることがあるので、やり込み要素が大好きな人なら退屈することはないと思います。
エリア毎に収集率というものもあるので、図鑑の%埋めが好きな人ならこれだけでもお腹いっぱいに楽しめそうです。
あと、マップは自分が行ったところ以外は暗くしか表示されないので、自分で地図を広げていくという楽しみ方もできます。
ここからはアスリバの悪い点
1.行き着く装備がみんな一緒。
装備は基本的にレベルに合わせて新調していくことになるのですが、それぞれのレベル帯で用意されている防具が1種類しかないため、強化によるステータスの違いはあれど、見た目はアバターでも着用しない限り、基本的にはみんな一緒ということになります。
モンハンみたいに色々な防具を制作できて、自由にコーディネイトを楽しめたら良かったんですけどね~。
武器はそれなりに種類があり、それぞれ使えるスキルも違ったりするので良いと思います。
銃火器だけでなく、剣や弓といった武器があるのは面白いところです。
2.やれることは多いが単調で飽きやすい
サバイバルしてる感じを楽しめるのは最初だけです。
ある程度、進むと一気に装備強化でダンジョン周回ゲーと化します。
もっとサバイバル要素や生活系コンテンツを主体としたゲーム性にして、戦闘コンテンツはおまけ程度にあるくらいの方が個人的には楽しめたと思います。
3.ソロには厳しい?マルチ必須のゲーム性
ソロプレイでもストーリーやダンジョンなどそれなりに楽しめますが、基本的にはギルドに加入したり、フレンドなどと共同生活をしないと損をしてしまう場面が多いです。
特にステータスがもろに影響を受けるので、キャラクターや装備をしっかり強化しようと思ったら、マルチは避けられない要素になっています。
どうしてもソロにこだわる方は自分でサブキャラを作って一緒に住ませたり、会話しなくてもいい無言ギルドに加入するなどの対策が必要になります。
まとめ
多彩な要素をこれでもかとふんだんに詰め込んだは良いものの、無駄に増やしたようなコンテンツが多すぎて結果的に何もかもが中途半端な、かと言ってゲームそのものの出来自体は悪くないという何だか色々と惜しい作品です。
冒頭の方でも書いた通り、最初は本当に楽しかったんです。
マイクラみたいに木や石を集めて、装備や道具を作ったり、建築したり。
フィールドも砂漠や雪国など、冒険心をくすぐるクオリティでかなりワクワクさせられました。
そもそもこの作品の何に期待してプレイするのかと考えたら、多くの方は私と同様にサバイバル要素があること、料理や建築といった生活系の要素があることを魅力に感じて始める方が多いと思います。
単純に銃で撃ちあうゲームがやりたいなら、アスリバより人気で面白い作品は他にありますし。
そういう観点で見ると本作におけるそれらの作り込みは、結果として期待値を超えるレベルではなかったなと個人的に感じました。