この記事では『ミナシゴノシゴト-少女×英雄×戦場 父と孤児のRPG』をプレイしてみて個人的に感じたことを忖度なしで書いています。
賛否両輪あるかと思いますが、プレイする時の参考程度に留めて頂ければ幸いです。
ストーリー・世界観
ミナシゴの少女が、戦場で出会った英雄と一緒に世界を救うっていう設定なんだけど、ただの王道ファンタジーRPGじゃないんです。戦争や孤児の問題とか、結構リアルな社会問題も扱ってて、プレイしながら色々考えさせられます。
個人的に一番グッときたのは、ミナシゴと英雄の絆が深まっていく過程ですね。父親的な存在になっていく英雄と、少女の関係性の変化がすごく自然で感情移入できます。
だけど、暗い話ばかりではなく所々に笑える要素も散りばめいていました。
その中でも特に面白いと感じるのが、ミッドウェーです。小っちゃくなったミッドウェーがマジで可愛すぎる!自分の発言でバカにされた時や相手の発言で困った時の顔(笑)。
戦闘システム
バトルシステムがすごく面白くて、ターン制なんだけど、キャラクターの配置とか属性関係があるから戦略性が高いです。また、各キャラクター毎に複数のスキルを持っているから、どれを選ぶかで戦況が変わってくるのも面白いところです。
難易度もちょうどいい感じで、やりがいがあってストレスなく楽しめました。
グラフィック
グラフィックもすごく綺麗で、特にキャラクターデザインがかわいい。ちょっとアニメ調だけど、世界観に合ってて良い感じです。
あと、音楽がめちゃくちゃ良くて、戦闘BGMとか感動的なシーンの曲とか、ゲームの雰囲気にぴったりなんですよね。
育成要素
育成要素は、レベル上げ、限界突破などが基本的な要素だけど、覚醒させることで専用の装備を手に入れられたり、スキルの強化もできるから育成の幅はかなり広いです。
メインのミナシゴ達だけでなく、戦神も同じ様に育成できるから、色んなキャラを鍛えられて本当に楽しいです。
やり込み要素
ストーリーのボリュームは多く、各キャラクター毎に集点をあてた外伝モードなどもあるから、読み応えも半端ないです。
バトルコンテンツも色々と豊富に用意されているから、こちらもプレイしていて楽しいんだけど、このゲームに限っていえばどちらかというとストーリーの方が重要だといえますね。
それだけストーリーや世界観がしっかりしているってことなのかもしれません。
気になった点
欠点をあげるとすれば、ロード時間がちょっと長いからそこがかなりストレスでした。でも、それ以外は本当に満足度の高いゲームですね。
総評
RPG好きな人はもちろん、ちょっと重めのストーリーを楽しみたい人にもおすすめです。「ミナシゴ」、絶対やってみて欲しい最高傑作の一本だよ!