「Zold:out~鍛治屋の物語」は面白いのか?面白くないのか?様々な視点から忖度なしの本気レビュー。ネットやSNS上でのみんなの反応や口コミ・評判なども併せて掲載しています。
【結論】かなり面白い
良いところ
鍛冶屋をテーマにしたストーリーが面白い。
世界観としてはあまり見られないので、とても斬新な設定だと感じました。主人公であるオスカや友人のヘリドとその付き人のロナとの関係も分かりやすくどのキャラもすぐに感情移入できます。
話の流れでは一応オスカが主人公というポジションに当たるのかもしれないのですが、ヘリド自身が鍛冶屋を営んでいるため、タイトルから考えてもある意味での本当の主人公はこの子なのかもしれませんね。
メニュー画面の背景から見てもしっかりと鍛冶屋であることを認識させられる作りであることが伺えたので非常に好感を持てました。
戦略性の高い戦闘システムがバトルを盛り上げる
戦闘では最大4人パーティで攻略していくのですが、その際の攻撃方法として上の画像のようにそれぞれ固有の武器編成で設定した物を全キャラ共通で一つのデッキとして使っていくといった形になっています。
もちろん自分の職業と合わない武器は使用できないため運の要素も絡んできますが、まあそこはカードゲームでいう手札事故みたいなものなのであまり気にしてもしょうがないということで割り切りましょう。
とはいえ、移動や攻撃によるディック(行動消費量)の概念があることや攻撃範囲・魔法を発動するタイミングなどもかなり重要になってくるため、運の要素がある事を差し引いても非常によく作られたゲームシステムです。
特にディックは次の敵のターンが回ってくるギリギリのとこまで使用量を抑えることで相手のターンに回すことなく自分のターンになるのでステージを攻略していく上では非常に大きな役割を果たしています。
ちなみにボイス付きで各キャラ毎に必殺技も持っているのでよりテンションを上げてバトルを楽しめるようになっています。
鍛治システムが楽しい
鍛治では様々な武器を作り上げることができ、それをデッキに編成する事で自分流のオリジナルデッキが作れるのが面白いです。
また、色んな物を作っていく内に鍛治レベルが上がったりもするのでそれによって更に強力な装備を作成出来たりもしますのでテンションが高まります。
特に鍛治を始めるときに鳴るコンコンという音が何よりも気持ちがよく本当に鍛治屋って感じがして最高ですね。
悪いところ
ストーリーを進める時の戦闘バランスがあまりよくないところですね。最初の方のステージは一つ手前のステージとのレベル差が5くらい離れてはいたんですが、そこはまだそのことを踏まえて経験値ポーションが大量に配布されていたので特に問題はありませんでした。
しかしそれ以降からも敵のレベルが一気に上がるため、こちらのレベルが追いつけなくなってしまいます。
そのためいくら何でも極端すぎるため戦闘バランスはあまり良いとは感じられませんでした。
もう少し徐々に上がっていくように調整してあったならプレイしやすくてよかったと感じました。
戦闘ではオート機能があるにはあるのですが三章まで進めないと使用できないようになっているため、ここはもう少し早めでもよかったのではないのかと思いました。(せめて二章に入った段階で使用可能にするとかですね)
まあ最も最初は敵も弱いのでオート機能が役に立ちますが、ある程度ステージが進んで行くと敵が手強くなる事も一つの要因ですが、何よりも広範囲の射程に入っているにも関わらず避けようともしないAIの頭の悪さからあまりオートシステムが機能しません。
このことからオートプレイで進めたい場合はかなり育てておかないと、ほとんどのステージで全滅するので、割と役に立たない場面の方が多かったりもします(笑)
そのため結果的には自分で操作した方が安全にクリアできることの方が多いです。
ちなみにですが二章に入るとフレンドの力を借りる事ができ、その分早く進められるようになるため多少は楽になるかもしれません。
オートでプレイする場合、高速機能がないためそこに時間を取られるのも何気にストレスになります。
またストーリーを進めていく上で一番厄介なのが、ある一定のステージまで進めるとハードモードが解禁されるのですが何故か任意ではなく強制プレイになっています。
つまり一定のステージまでクリアしたらハードモードを決められたところまでクリアしないとストーリーの続きはできないという仕様です。
これほど煩わしくテンポの悪いシステムはありません。
どうせハードでプレイしても報酬もたいした物ではないので、ストーリーくらい自由にやらせてほしかったです。
後、ロード時間がとにかく長いです。
日本語に設定したにも関わらずなぜか一部分の表記が英語のままであるため、何て書いてあるのか読めません。
最後に
ストーリーはとても面白かったのでかなり熱中でき、鍛治屋という世界観もなかなか見られないのでとてもよかったです。
ただし、ハードモードを任意でできないのはちょっと・・・といった感じでした。
戦闘システムも凝った作りがみられてよかったのですが、その分オート機能があまり生かされていない事や高速機能がないなどで不便な部分があったりもしました。
個人的に不満を感じた点といえばそれくらいなので総合的に見ればかなりハマれる作品だと感じました。
システムに難はありますがストーリーはすごく面白いので気になったらぜひプレイしてみて下さい。
最後に一つだけですがこのゲームを始めた時には恐らく英語になっていると思われますので手順としては以下になります。
タイトル画面の一番右上の「三つの線」をタップして「ゲーム設定」→「言語」で日本語への切り替えが可能です。
ユーザー評価
いいレビュー
可愛い見た目から札束で殴るというゲームが多い中、可愛い見た目から硬派SLGというギャップがたまらない
サクラ大戦3の戦闘システムと似ている感じ
悪いレビュー
仕様・操作性・ガチャ等など全てにおいてよくない
鍛治屋RPGなのに武器ガチャのコンセプトを破綻させている
ゲーム情報
ジャンル | RPG |
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配信日 | 2023年1月26日 |
会社名 | Ⅽ4Ⅽat Entertainment Limited |
通信形式 | オンライン |
プレイ形式 | 横持ち |
Zoldout Global
C4Cat Entertainment Limited無料posted withアプリーチ
評価(94/100点)
世界観・ストーリー | |
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ゲーム性 | |
グラフィック・イラスト | |
BGM・SE(効果音) | |
ボリューム |