この記事では『グリモアrefrain』をプレイしてみて個人的に感じたことを忖度なしで書いています。
賛否両輪あるかと思いますが、プレイする時の参考程度に留めて頂ければ幸いです。
ストーリー・世界観
「グリモアrefrain」は、魔物が蔓延る異世界の脅威から人類を守るために設立された学園が舞台です。
プレイヤーは、学園の指導者として生徒たちと共に訓練し、戦いながら成長していきます。
物語の中心には、「魔物との戦い」というシリアスなテーマがある一方で、日常の学園生活での友情や絆も描かれており、バランスの取れたシナリオが特徴です。
戦闘システム
バトルシステムは、ターン制コマンドバトルを採用しています。プレイヤーは、最大5人のキャラクターを編成し、敵との戦いに挑みます。
各キャラクターには固有のスキルがあり、それを駆使して敵を倒す戦略的なバトルが特徴です。
バトル自体はシンプルな操作で進行するため、初心者でもすぐに楽しめる仕様ですが、キャラクターごとのスキルを活用した戦略が求められる場面も多く、バトルに奥深さがあります。
また、属性関係があるので弱点を突く攻撃を行うことで、バトルを有利に進めることができるため、キャラクター編成が重要となります。
特に、強敵とのボス戦では、キャラの組み合わせによって勝敗が決まるため、やりごたえのあるバトルが楽しめます。また、オートバトルや倍速機能も搭載されているのでサクサクとしたプレイで楽しめます。
育成要素
キャラクターごとに「レベルアップ」や「上限解放」といったシステムがあり、これによってキャラクターの能力を大幅に向上させることが可能です。
それ以外にも「スキルアップ」や「ミストストーン」の強化もできるため育成要素は幅広いです。
また、スキルにはオプションがあり、使用していないキャラのスキルを、メインキャラにセットすることも可能なので、同じキャラでも全く違うタイプになれるのは面白い仕様だと感じました。
ガチャシステム
ガチャでは、最初にチュートリアルでチケット配布が15枚配られるようになっていますが、確率としてはレア度の高いキャラが出やすいイメージはありました。
また、キャラが重複した場合は自動で欠片に変換されるのでそこもいいところです。
ダイヤルーレットというものもあり、動画を視聴した後に回すことができて、運がいいと最大で3000ダイヤを獲得できるようなシステムもあります。(1時間毎に何回も回せる)
やり込み要素
やり込み要素には「複数のイベント」、「対人戦」、「特級クエスト」などがあります。
また、それ以外にも「サークル」に入ったり、ストーリーを見るだけですが、各キャラに用意された「誕生日シナリオ」や「イベントストーリー」などが楽しめ、ボリュームもかなり多いので読み応え抜群です。
気になった点
メインステージを一度クリアするとメニュー画面に戻るのですが、次のステージに挑戦するためには一定のモンスターを倒さなくてはならず、しかもそれを達成するまでに時間がかかるので非常にテンポが悪いと感じました。
総評
「グリモアrefrain」は、学園を舞台にした美少女育成RPGとして、キャラクターの魅力と戦略的なバトルが楽しめる作品です。物語の深さやキャラクターとの交流、そして育成のやりごたえがあり、長期間にわたって楽しめる要素が詰まっています。
戦略性のあるバトルシステムや、育成の自由度が高い点も魅力で、プレイヤーを飽きさせない工夫が施されています。
このことから美少女ゲームや学園もの、そしてRPGが好きな方にはオススメですね。
