PCゲーム

国境検問所で悪党どもを取り締まり!シンプルなのに難易度高め『Contraband Police』をプレイしてみた感想・レビュー

最近、「Contraband Police」っていうゲームにハマってるんだけど、これがなかなか面白いんだよね。国境警備官になって密輸品を取り締まるっていう、ちょっと変わったシミュレーションゲームなんだ。

ゲームの舞台は架空の東欧の国。80年代後半くらいの雰囲気で、なんとなくソ連崩壊前夜みたいな緊張感がある。プレイヤーは新米の国境警備官として、国境検問所で働くことになるわけ。

仕事の内容は、車両を検査して、不審な点がないかチェックすること。パスポートや車両の書類をチェックしたり、車の中を隅々まで調べたりするんだ。最初は簡単そうに思えるけど、けっこう大変なんだよね。

なんといっても、時間との戦いなんだ。長蛇の列ができちゃうと上司に怒られるし、かといって雑に調べちゃうと密輸品を見逃しちゃう。細かいところまでチェックしようとすると時間がかかるし、かなり神経を使う作業だよ。

それに、密輸業者たちもなかなかしたたかでね。車の隠し場所に品物を隠したり、書類を偽造したりと、いろんな手を使ってくるんだ。見破るのが難しいケースも多くて、だんだん「これってもしかして…?」って勘が働くようになってくる。

ゲームを進めていくと、単純な密輸品の摘発だけじゃなくて、裏で動いている組織の存在とか、政治的な駆け引きみたいなストーリー要素も出てくるんだ。これが結構奥が深くて、プレイしてて飽きないんだよね。

グラフィックはリアルすぎず、かといって安っぽくもない、ちょうどいい感じ。80年代の東欧っていう雰囲気がよく出てると思う。音楽や効果音も、その世界観にマッチしてて好きだな。

ただ、正直言って最初のうちはちょっと単調に感じるかもしれない。同じような作業の繰り返しだから。でも、慣れてくると独特の緊張感とリズムが生まれてきて、これがクセになるんだよね。

あと、難易度調整がちょっと厳しいかな。易しすぎるか難しすぎるかの両極端で、中間がない感じ。もう少し細かく設定できたらいいのに、って思う。

まとめ

全体的に見れば、かなり楽しめるゲームだと思う。普通のFPSとかRPGに飽きた人には、特にオススメかも。国境警備官っていう、あまり光が当たらない仕事にスポットを当てているのが新鮮だし、緊張感のあるゲームプレイが楽しめる。

個人的には、8.5点くらいかな(10点満点で)。独特の世界観とゲームプレイが魅力的で、一度ハマるとなかなか抜け出せなくなるよ。興味がある人は、ぜひ試してみてほしいな。