まず、世界観がすごく魅力的。アメリカの南部を思わせるような、でも少し違和感のある風景。洪水で水没した世界を筏で進んでいくんだけど、その景色が本当に美しい。時々立ち寄る島々も、廃墟になった建物とか錆びついた車とか、ちょっと寂しい感じがするんだけど、なぜかノスタルジックな気分になるんだよね。
主人公の少女スカウトと、彼女の相棒の犬イソップがかわいくて、すぐに愛着が湧いた。特にイソップは本当に頼りになる相棒で、アイテムを見つけてくれたり危険を知らせてくれたりするんだ。
ゲームプレイは結構シビア。サバイバルゲームなんだけど、食料や水、暖かさを常に気にしながら進まないといけない。最初はすぐに死んじゃうんだけど、慣れてくると楽しくなってくる。筏を操作して島々を探索するのが特に面白くて、「次はどんな島が出てくるかな」ってワクワクしながらプレイしてた。
音楽もすごくいい。フォークっぽい感じなんだけど、ゲームの雰囲気にぴったり合ってて、聴いてるだけでも楽しい。
欠点をあげるとすれば、ちょっと単調になる部分があるかな。同じような島を何度も探索することになるし、アイテム集めも似たようなパターンの繰り返しになることがある。でも、それも含めてこのゲームの魅力なんだと思う。
まとめ
総合的に見て、「The Flame in the Flood」は本当に良くできたゲームだと思う。
美しいビジュアル、独特の世界観、チャレンジングなゲームプレイ、そして心に残る音楽。サバイバルゲームが好きな人はもちろん、ちょっと変わったゲーム体験を求めてる人にもおすすめだよ。