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宇宙でサバイバル&珍道中!? 「Breathedge」で酸素切れギリギリ体験《レビュー・感想》

このゲームは「宇宙版サバイバルクラフト」です。でも、ただのサバイバルゲームじゃないんですよ。めちゃくちゃシュールでブラックなユーモアがてんこ盛りなんです。

主人公は亡くなったおじいちゃんを宇宙に埋葬するために宇宙船に乗ってたんです。ところが、その船が爆発しちゃって、宇宙空間にぽつんと取り残されるところから始まります。おまけに、不死身の鶏(!)を連れてるという、もう訳分かんない設定(笑)。

ゲームの基本は、酸素を管理しながら宇宙空間を漂うデブリを集めてアイテムを作ること。最初は本当に息苦しいんです。文字通り。酸素が30秒しか持たないから、ちょっと出てはすぐ戻るの繰り返し。でも、アイテムを作って少しずつ行動範囲を広げていくのが楽しいんですよね。

宇宙服をアップグレードしたり、小型宇宙船を作ったりして、どんどん探索範囲が広がっていくんです。最初は手の届かなかったデブリも、だんだん回収できるようになって。

グラフィックはかなり良いです。広大な宇宙空間の中を漂う時の孤独感がすごくよく表現されてます。でも、その中にポツポツとある奇妙なオブジェクト。例えば、宇宙を漂う巨大なゴム製アヒル(なぜ?)とか。この現実離れした光景が、ゲームの雰囲気をより一層面白くしてます。

このゲームの最大の魅力は、やっぱりユーモアですね。めちゃくちゃシュールで、時々「えぇ…」ってなるくらいブラックです。あと、アイテムの説明文がいちいちおもしろい。

正直言って、序盤はちょっとテンポが遅いかな。酸素が少ないから、行動範囲が狭くて、同じところをウロウロすることになるんです。あと、インベントリがすぐいっぱいになっちゃうのも、ちょっとストレス。

でも、これらの問題も、ゲームを進めていくうちにだんだん解消されていくので、最初はちょっと我慢が必要かも。

まとめ

Breathedge」は、サバイバル要素とクラフト要素、そしてシュールなユーモアが絶妙にミックスされた、かなりユニークなゲームです。宇宙が好きな人はもちろん、変わったゲーム体験を求めてる人にもおすすめです。

最初はちょっとペースが遅いけど、だんだん広がる探索範囲と深まっていくストーリーに引き込まれていきます。個人的には、このゲームでニヤリとしたり、クスッと笑ったりする瞬間が結構多かったです。

宇宙空間で悪ふざけしながらサバイバルする、という斬新な体験をしてみたい人は、ぜひプレイしてみてください。きっと、笑いあり、ため息あり、の宇宙の旅を楽しめると思いますよ!