ゲームを通じて友達や家族との絆を深めたい、そんな願いを叶えてくれるのがパーティゲームです。
今回は、実際にプレイした経験を基に、STEAMで購入できるおすすめパーティゲーム5選をご紹介します。どれも独自の魅力を持ち、プレイヤー同士のコミュニケーションを促進し、笑いと熱中の時間を約束してくれる作品ばかりです。
一人で黙々とプレイするゲームも良いですが、たまには大切な人たちと一緒に、画面の前で大笑いしたり、真剣に頭を悩ませたりするのも素敵な体験ではないでしょうか。ぜひ、この記事を参考に、あなたの次のゲーム会を盛り上げる一本を見つけてください。
パーティーゲームおすすめ
1.Overcooked! 2
料理を題材にしたカオスなマルチプレイヤーゲーム、Overcooked! 2は友人や家族と一緒に遊ぶのに最適です。プレイヤーは厨房を駆け回り、食材を切り、料理を調理し、皿を洗いながら、制限時間内にできるだけ多くの料理を完成させることが求められます。
個人的に特にオススメなポイントは、ステージの多様性です。動く調理台、瞬間移動するドア、崩れ落ちる床など、次々と現れる予想外の障害物に対応しながら協力するのは、とてもエキサイティングです。時には声を張り上げながら指示を出し合う姿は、まるで本物のレストランのキッチンさながら。ゲームを重ねるごとに息が合っていく感覚も、このゲームの魅力の一つだと感じました。
難易度は決して低くありませんが、失敗しても笑い合えるゲームデザインが秀逸で、何度でもリトライしたくなります。パーティゲームとしての完成度は非常に高く、STEAMで遊べるパーティゲームの中でも自信を持っておすすめできる一本です。
2.Keep Talking and Nobody Explodes
このゲームは、コミュニケーションスキルと冷静さが試されるユニークな協力プレイゲームです。一人のプレイヤーが画面上で爆弾の解除に挑戦し、他のプレイヤーは複雑な爆弾解除マニュアルを読み解きながら指示を出すという設定が斬新です。
プレイしてみて驚いたのは、このゲームがいかに緊張感を高めるかということです。時間制限がある中で、正確に情報を伝え合う必要があり、ミスコミュニケーションが即座にゲームオーバーにつながります。しかし、その緊張感がかえって楽しさを引き立てているんです。
爆弾を無事解除できたときの達成感は格別で、チームワークの重要性を実感できます。また、繰り返しプレイすることで、より効率的なコミュニケーション方法を見出せるのも面白いポイントです。パーティゲームとしてはもちろん、チームビルディングの場でも活用できそうな、奥深いゲームだと感じました。
3.Ultimate Chicken Horse
Ultimate Chicken Horseは、プラットフォームゲームの概念を独自の方法で再解釈した作品です。プレイヤーは各ラウンドでコースに障害物や足場を追加し、自分は通過できるがほかのプレイヤーは失敗するようなコースを作ることを目指します。
このゲームの面白さは、戦略性とカオス性のバランスにあると感じました。慎重にコースを組み立てようとする真面目なプレイヤーと、とにかく難しい障害物を置きまくる遊び人タイプのプレイヤーが混在することで、予測不可能な展開が生まれるんです。
プレイを重ねるうちに、相手の動きを予測して罠を仕掛けたり、あえて簡単なルートを残したりと、心理戦の要素が強くなっていきます。これが非常に奥深く、何度でも遊びたくなる中毒性を生み出しています。
グラフィックスもかわいらしく、キャラクターの動きもコミカルで、プレイしていて自然と笑顔になれるゲームです。
4.Tabletop Simulator
Tabletop Simulatorは、その名の通り、様々なボードゲームやカードゲームをデジタル空間で再現したシミュレーターです。一見すると単純なコンセプトですが、実際にプレイしてみると、その可能性の広さに驚かされました。
収録されているゲームの種類が豊富なのはもちろんですが、最も魅力的だと感じたのは、ユーザー自身がカスタムゲームを作成し、共有できる点です。有名なボードゲームから、オリジナルの創作ゲームまで、STEAMワークショップには無数のゲームが投稿されています。
物理的な制約を受けないデジタルならではの利点を活かしつつ、テーブルを囲んでプレイしているかのような臨場感が味わえるのが素晴らしいです。
また、ボイスチャットを使いながらプレイすることで、離れた場所にいる友人とも一緒にボードゲームを楽しめるのも大きな魅力です。
5.Gang Beasts
ぐにゃぐにゃとした不安定な動きが特徴的な格闘アクションゲーム、Gang Beastsは見ているだけでも笑いが止まらない作品です。ゼリーのような体をした可愛らしいキャラクター達が、屋上や工場など様々な場所で相撲のように押し合い、投げ合いながら最後の一人を目指して戦います。
プレイして特に面白いと感じたのは、その独特な操作感です。思い通りに動かないキャラクターを必死にコントロールしようとする姿は、プレイヤー全員にとって平等に面白く、誰もが主役になれる瞬間があります。初心者でも楽しめる反面、慣れてくると相手の動きを読んで投げ技を決めるなど、上級テクニックも存在するのが魅力的です。
ステージの種類も豊富で、電車の屋根や回転する看板など、環境を利用した戦略も重要になってきます。予想外の展開に大笑いしながら、何時間でも遊び続けられる中毒性を感じました。
6.Duck Game
Duck Gameは、一見シンプルな2Dアクションゲームですが、プレイすればするほど奥深さが見えてくる秀逸な対戦ゲームです。アヒルの姿をしたキャラクターたちが、様々な武器を使って戦い合うという設定ながら、その戦闘システムは非常に洗練されています。
最も印象的だったのは、武器の種類の豊富さとそのバランス設計です。単発で強力な武器から連射できる武器まで、それぞれに一長一短があり、状況に応じた武器選びが勝敗を分けます。また、武器を投げつけたり、相手の攻撃をかわしたりといった高度なテクニックも存在し、やり込み要素も十分です。
ラウンド制の短い試合展開も魅力で、「あと一回だけ!」と何度も言い続けてしまうような中毒性があります。BGMやサウンドエフェクトも秀逸で、ゲーム全体を通して遊び心が感じられる作品です。
7.Pummel Party
Pummel Partyは、マリオパーティを彷彿とさせるボードゲーム形式のパーティゲームですが、より過激でカオティックな展開が特徴です。プレイヤーはボード上を進みながら、アイテムを集め、ミニゲームで競い合います。
このゲームの面白さは、友情を試されるような展開の数々です。せっかく集めたアイテムを奪われたり、目前で勝利を逃したりと、予測不可能な展開に一喜一憂します。特にミニゲームの種類が豊富で、アクション、パズル、シューティングなど、様々なジャンルが楽しめます。
グラフィックはポップでカラフルながら、やや暴力的な描写もあり、大人が楽しむパーティゲームとして絶妙なバランスを取っています。オンラインプレイにも対応しており、離れた友人とも盛り上がれる点も魅力です。
8.Stick Fight: The Game
Stick Fight: The Gameは、棒人間による大乱闘アクションゲームです。シンプルな見た目ながら、物理演算を活かした爽快な戦闘と、予測不可能な展開が魅力的な作品です。
プレイして驚いたのは、その手軽さと奥深さのバランスです。基本操作は簡単ですが、武器の使い方や地形の活用など、工夫次第で様々な戦術が可能です。特に、マップごとに変化する環境ギミックが面白く、溶岩が噴出したり、床が崩れたりと、常に緊張感のある戦いが楽しめます。
ローカル対戦はもちろん、オンライン対戦にも対応しており、最大4人での対戦が可能です。試合展開が早く、負けても「もう一回!」と自然に声が出てしまうような中毒性があります。気軽に始められるパーティゲームとして、非常におすすめです。
9.Nidhogg 2
Nidhogg 2は、独特な世界観と戦闘システムを持つ剣戟アクションゲームです。2人のプレイヤーが向かい合い、相手を倒しながらゴールを目指すというシンプルなルールながら、その駆け引きは非常に深いものがあります。
本作の魅力は、シンプルながら奥深い剣戦です。上段、中段、下段の構えを切り替えながら相手と対峙し、わずかな隙を突いて攻撃を決める緊張感は、格闘ゲームさながらの駆け引きを感じさせます。また、投げ武器や素手での戦いなど、状況に応じた戦術の選択も重要です。
グロテスクながらどこか愛嬌のあるビジュアルも特徴的で、激しい戦いの中にもユーモアを感じさせる作品となっています。2人で遊ぶパーティゲームとして、他にない独特な体験を提供してくれる秀作だと感じました。