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中世の村作りライフシミュレーション『Medieval Dynasty』の中毒性がヤバすぎた《レビュー・感想》

*Steam上で早期アクセス版として登場して以来、じわじわと人気を集めている作品。正式リリース後もアップデートが続いているんですよ。

Medieval Dynastyは、中世ヨーロッパを舞台にした村作りライフシミュレーションゲームです。プレイヤーは若い男性として、何もない荒野から自分の村を作り上げていきます。

まず、グラフィックについて触れておきたいんですが、これがかなり良いんです。中世の自然環境がリアルに再現されていて、森や川、山々の景色を眺めているだけでも楽しいくらい。季節の変化も美しく表現されていて、特に秋の紅葉は絶景です。

ただ、正直なところ、キャラクターモデルはちょっと改善の余地ありかな。NPCの表情がやや硬く感じることもありますが、まあ、村作りに没頭していると気にならなくなってきます(笑)

ゲームプレイの面白さは、その多様性にあります。狩猟、農業、建築、クラフト、交易など、やることが盛りだくさん。最初は「えっ、これ全部やるの!?」って圧倒されるかもしれませんが、徐々に慣れていけば大丈夫です。

ゲーム開始直後は、サバイバル要素が強く出ています。食料を確保し、寒さをしのぐための住居を建てるところから始まります。最初の数日間は「あぁ、今日も飢えずに生き延びられた…」みたいな感じでしたね(笑)

サバイバルフェーズを乗り越えると、いよいよ村作りが本格化します。建物を建てて、NPCを呼び寄せて、仕事を割り当てて…とやっていくんですが、これがまた面白い。自分好みの村を作れるのが楽しいんです。

ただ、建築システムは若干癖があって、最初は「あれ?この柱、どうやって置くんだ?」みたいなことも多かったです。慣れれば問題ないんですけどね。

村人たちとの交流も重要な要素です。会話システムはそこまで複雑ではないんですが、村人それぞれに性格があって、好感度を上げていくのが地味に楽しい。

結婚システムもあって、奥さんを見つけて子どもを作ることもできます。家族を持つと、なんだか村への愛着が湧いてくるんですよね。

いくつか不満点を挙げるとすると次の通り。

  1. ゲーム序盤は楽しいんですが、中盤以降はやや単調になりがち。
  2. クエストのバリエーションがもう少し欲しいかな。
  3. 戦闘システムはちょっと微妙。熊に襲われたときの緊張感は半端ないですが、戦闘自体はあまり面白くない。

まとめ

正直、最初は「またサバイバルクラフトか…」って思ったんですが、プレイしてみると結構はまっちゃいました。特に、自分の村が少しずつ大きくなっていく様子を見るのが楽しくて、つい「あともう1日だけ…」ってなっちゃうんですよね。

改善の余地はあるものの、中世の村作りを体験したい人には間違いなくおすすめできます。アップデートも継続しているので、今後の発展にも期待大です!