FPS

未来と過去が交差する不思議な世界『INDUSTRIA』のレビュー・感想

まず、ストーリーから話すと、東ドイツの科学者が突然失踪して、同僚である女性が彼を探しに行くところから始まるんだ。で、未来の世界に飛ばされちゃうんだよね。ちょっと頭がクラクラするような設定だけど、そこがまた面白いんだ。

グラフィックスはマジでヤバい。荒廃した未来都市の雰囲気がすごくよく出てて、時々立ち止まって周りを見回しちゃうくらい。ただ、ちょっと暗すぎるシーンもあって、目を凝らさないと何がどこにあるのかわからないことも。

ゲームプレイは基本的にFPSなんだけど、パズル要素もあってバランスがいい感じ。銃撃戦はそこまで難しくないけど、緊張感はバッチリ。敵のAIがちょっとアレな時もあるんだけど、まあ、ご愛嬌ってことで。

音楽とサウンドデザインは秀逸。荒涼とした雰囲気にピッタリで、時々背筋がゾクッとするような効果音もあって、没入感がすごい。

ストーリーは短めで、4〜5時間くらいで終わっちゃうんだけど、その分濃密な体験ができる。ただ、もうちょっと長くてもいいかなって思った。エンディングも、ちょっと消化不良な感じが残ったかな。

全体的に見て、INDUSTRIAは独特の世界観と雰囲気を持ったゲームだと思う。完璧じゃないけど、新しいものを求めてる人には絶対おすすめ。特に、サイバーパンクとコールドウォーの歴史が好きな人には、たまらない一品だと思うよ。

まとめ

結論としては、8/10くらいかな。独創的なアイデアと雰囲気は最高だけど、ゲームプレイの面でもうちょっと磨きをかければ、さらに良くなると思う。それでも、一度は絶対プレイする価値あり!ってゲームだよ。