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シリーズ最高峰のクオリティ!『バットマン – アーカム ナイト』流れるようなアクション操作が気持ちいい《レビュー・感想》

バットマン – アーカム ナイトは、シリーズ最新作にして集大成と言えるゲームだ。前作までのアーカム シリーズの DNA を受け継ぎつつ、ゲームプレイの幅を大きく広げている。

まずは圧倒的なグラフィックの出来栄えが素晴らしい。ゴッサム市の細部まで再現された街並みは、まるで実在する都市を歩いているかのような臨場感がある。夜景や照明の演出も印象的で、バットマンの暗躍する世界観をすばらしく表現している。

ゲームプレイ面では、アクションはこれまで通りスムーズで爽快感のある仕上がり。敵との殴り合いは気持ちよく、逆に威圧感もひしひしと感じられる。空中からの急降下攻撃やグライダーを使った機動力の高さなど、バットマンならではのテクニックを駆使できるのが楽しい。

さらに今作では、バットモービルを操縦してのステルス走行やアクションシーンが追加され、バットマンの活動範囲がより広がった。ゴッサム市内をバットモービルで自由に探索できるのは爽快で、まるでバットマンになったような臨場感が味わえる。

もちろん、前作から引き続きのストーリーモードも見応えがある。キャラクター性の濃い登場人物たちの掛け合いや、緊迫感溢れる展開に引き込まれる。クリアするまでワクワクが止まらない。

ただし、バットモービルの操縦性に慣れが必要で、一部のミッションではコントロールの難易度が高めなのが気になるところ。

まとめ

総合的に見て、バットマン – アーカム ナイトは圧倒的な完成度を誇るシリーズ最高峰のゲームだと言えるだろう。一度でもバットマンのゲームを楽しんだことがある人には強くおすすめしたい作品だ。